メンズメイクデビューに!カラー下地で青ひげ&皮脂のテカリをカバー

MEN'S CARE & MAKE vol.2 メイクで肌悩みをカバーしよう MEN'S CARE & MAKE vol.2 メイクで肌悩みをカバーしよう

メンズメイクのデビューにもおすすめ!
青ひげ&皮脂のテカリをカバーしてナチュラルに清潔感UP!

最近はメンズ美容やメンズコスメへの興味が高まり、積極的にメイクを取り入れている男性も増えてきました。その一方で、『自然でさりげないメイク方法がわからない』『どんなメイクアイテムが必要?』『メイクって、実際どうやればいいの?』などなど……迷っているメンズたちも多いようです。

そこで今回は、メイク初心者のメンズにもおすすめしたい「青ひげカバー」「皮脂によるテカリ防止」のやり方を解説します。清潔感と好印象アップを狙えるメンズメイクのファーストステップとして、ぜひ取り入れてみてください。

メンズの「理想の肌」を調査!“なりたい肌”に近づくにはどうすればいい?

メンズの『理想の肌』を調査しました!

UNLICS(アンリクス)が15~49歳のメンズ3000名を対象に『理想の肌の状態』について聞き取り調査を行ったところ、「ニキビやニキビ跡がないこと」が38.7%と最も多い回答となりました。次いで「ひげ剃り跡が目立たないこと」、「毛穴が目立たないこと」「テカリがないこと」という順に回答が集まりました。

男性の理想の肌のグラフ

なりたい肌へ近づくために、やるべきことって?

ニキビ跡をケアしたり、毛穴を目立ちにくくするためには、毎日の丁寧なスキンケアが大切です。とはいえ、すぐに効果を期待できないことも多く、お悩みによってはスキンケアでの改善が難しい場合も・・・。

だからこそ、毎日のスキンケアに加えて「メイクで肌悩みをカバーする」という方法も取り入れてみませんか?ファンデーションやコンシーラーなど本格的なメイクアイテムを使わなくても、化粧下地やパウダーを使うことで、なりたい肌印象を手軽&ナチュラルに演出できるんです。適切な商品を、適切な使い方・テクニックで用いることで、自然に仕上げられるため、周囲にメイクしていることをバレたくないメンズにもおすすめです。

肌のお悩み&なりたい肌に合わせて「カラー下地」の色を選ぼう

自分にとってベストなカラーはどれ?

肌のお悩みをカバーし、なりたい肌印象に仕上げてくれるメイクアイテムが「カラー下地」です。カラー下地とは、色がついた化粧下地のこと。このアイテムを取り入れることで、毛穴やニキビ跡、肌の凹凸などをカバーし、肌の色や質感を演出できます。色によってカバーできる肌悩みや仕上がりが違うため、まずはそれぞれの色の特徴を確認しておきましょう。

透明感がアップする「ブルー」

ブルーのカラー下地は、「くすみ」が気になる方におすすめです。ほんのり青味をプラスして、透明感がアップ!透き通る陶器のような肌印象を演出してくれます。

赤みをカバーする「グリーン」

グリーンのカラー下地は、「赤み・ニキビ跡」を隠したい方におすすめです。補色のグリーンでナチュラルに補整!肌の赤みやニキビ跡をマットにぼかして、クールな肌印象に仕上げます。

均一な肌をナチュラルに演出する「ベージュ」

ベージュのカラー下地は、顔全体の「色ムラ」を整えたい方におすすめです。赤暗く見えがちな男性の肌をナチュラルに色で補整し、毛穴や色ムラの気にならない美しい素肌に魅せる効果が期待できます。

ひげやクマの青みを中和する「オレンジ」

オレンジのカラー下地は、「ひげ・クマ」が目立つ方におすすめです。ひげとクマの青さを補色のオレンジで打ち消し(色を中和させ)、清潔感のある印象に仕上げます。

カラー下地は、ビギナーの方にも挑戦しやすいアイテムです。隠したい肌悩みにアプローチできるのはもちろん、乾燥やテカリによる化粧崩れを防ぐ効果も期待できたり、アイテムによっては日やけ止め機能を備えたものも!ぜひデイリーに気軽に取り入れてみましょう。

【カラー下地の基本の使い方】

1手の甲に適量(直径約7~10mm)をとります。

2両頬・額・あごに置きます。

3顔中心から肌をひっぱらないように、やさしくなじませます。

4顔の内側から外側に向かって、徐々に薄くなるようになじませます。

5指に残った分で鼻を仕上げます。特に小鼻は量が多いと皮脂で崩れやすくなるため気を付けましょう。

6最後にフェイスラインにつきすぎていないかを確認し、境界線をなじませます。つきすぎている場合はなじませます。顔と首との境目がないほうが美しい仕上がりになります。

どのカラーを選べばいいか、迷ったら・・・

AR機能を使って、仕上がりイメージを確認してみよう!

>バーチャルテスターで試してみる

目立つ青ひげは、「カラー下地」の部分使いでピンポイントにカバー

カラー下地は顔全体だけでなく、気になる肌悩みをピンポイントにカバーする「部分使い」もおすすめです。なかでも、オレンジのカラー下地はメンズの顔の中でも目立ちがちな「ひげの濃さ、色味、剃った跡の青み」をピンポイントにカバーするのに便利!

ひげの青みの反対色である「オレンジ」を部分使いすることで、“いかにもメイクした”という感じを出さずに、さりげなく肌の印象をアップできるんです。

【How to 青ひげカバー】

1オレンジのカラー下地を適量、指先にとります。(不自然な仕上がりになるのを防ぐため、中指の第1関節に、指が透ける程度の量をとるのがおすすめです)

2一番気になるところから置きます。

3根元からカバーするために、いろいろな向きで生えているひげの毛流れに逆らうように入れ込みます。

4毛流れに沿って整えて境目をぼかします。

仕上がりイメージはこちら

《ここがポイント!》
・あご裏は忘れがちなので、最後に塗れているかチェックしよう!

オレンジのカラー下地は目元のクマ隠しにも効果が期待できるアイテムです。クマが気になる部分にやさしく伸ばしていきましょう。

皮脂によるテカリが気になる方は、仕上げに「カラーレスパウダー」をオン

花王ビューティリサーチ&クリエーションセンターが、10~50代の男性を対象に実施した意識調査では、20代以降はどの年代も「ベタつき・脂っぽさ」に悩んでいました。さらに、「自分以外の男性のベタつき・脂っぽさやテカリが気になったことがあるか?」の質問をしたところ、2人に1人が「経験がある」と回答していました。

他人の「べたつき・脂っぽさ」や「テカリ」への意識についてのグラフ

多くの男性は皮脂やベタつきに対して“落とす”対策を中心に行っていますが、実はメイクアイテムで日中のベタつき対策ができるんです!日中の皮脂によるベタつきやテカリを防ぐには、余分な皮脂を吸着する効果のある化粧下地や日やけ止めがおすすめです。さらに、仕上げに「フェイスパウダー」を使うのがポイント!肌表面がサラサラな質感になり、日中でもべたつかず、清潔感のある肌印象を演出できるんです。

ここでは、よりナチュラルに仕上げてくれる、色のついていない「カラーレスパウダー」を使ったテカリ防止テクニックをご紹介します。

【How to 皮脂のテカリ防止】

1化粧下地や日やけ止めを塗った後、パフに適量(片頬1~2スライド)のパウダーをとります。

2パウダーを両頬全体に軽く押さえるようにのせます。

3パフを内側から外にすべらせるように整えます。

4額、鼻、口周りも同様に整えます。

5最後にテカりやすい眉上、小鼻をもう一度、軽く押さえます。

仕上がりイメージはこちら

《ここがポイント!》
・パウダーをパフにもみ込むように、よくなじませておくと、よりキレイな仕上がりに!

まとめ

  • テカリや青ひげなど、肌悩みはメイクでカバーしちゃおう!
  • 肌悩みや、なりたい仕上がりに合わせて、カラー下地を選ぼう
  • 特に目立つ青ひげには「オレンジのカラー下地」の部分使いがおすすめ
  • 日中の皮脂テカリはフェイスパウダーで防ごう!

少しメイクをするだけでも、自然でさりげない清潔感のある印象に仕上がります。ぜひ、メンズメイクのファーストステップとしてチャレンジしてみてくださいね。

さらに、メイクの前にスキンケアで肌を整えておくと、よりメイクの仕上がりが高まります。メンズスキンケアの基本や正しいメイク落としのやり方については下記でご紹介していますので、こちらも要チェック!

▼メンズの洗顔・スキンケアの正しいやり方は?化粧水や乳液は必要?
毎日の洗顔・スキンケアを見直して理想の肌を目指そう!

https://unlics.jp/blogs/column/vol001